*** 出会いは病院!? ***
私は、女性の中ではかなりのヘビースモーカーです。
たばこ自体は、もちろん体に良い事ではないのですが、たばこをすぐに止めないといけないような、せっぱ詰まった体の病気ではなかったので、たばこに関しては、黙認状態でした。
だから、病室にいることに退屈する度に、私は病院内に1個しかない喫煙室へ行っていました。
(※今現在この病院には喫煙室はありません。今はもうほとんどの病院には喫煙室というものはないと思います)
ここには、こっそり(笑)たばこを吸いに来る入院患者が集まって来ます。
病気が「うつ病」なので、多くを語る事はないのですが、ぼぉ〜っと人が話している事を聞いていたり、時々話もしてみたり・・・。
何も考えずに、ぼぉ〜っと過ごせる喫煙室が、結構好きでした。
そんなある日、ある青年がちょくちょく喫煙室に来るようになりました。
その青年は、とても明るく、入院患者のおっちゃん達からも「お前だけは、ココへ来る資格はないやろう(笑)」と、とても可愛がられて?いました。
入院患者同士、あまり姓名を呼び合うようなことはありません。
青年は、おっちゃん達から『男前』というあだ名?(とっても安直です)をつけられていました。
好みの顔かどうかは別として、確かに男前な顔立ちではありました。
でも、それよりも、笑っている顔が、本当に子供のようだったという記憶の方が強かったです。
私の病気は「うつ病」・・・。
私の顔に笑顔があったのは、どれくらい前のことなんだろう・・・と、数える事も出来ないくらい、私にとって笑顔は、「遠い昔の話」でした・・・。
その青年を喫煙室で見かけるようになってから、2〜3日後ぐらいでしょうか?
青年は、笑顔で私に話しかけてきました。
「○○のおっちゃん、見なかった?探してるねんけど!」
話しかけづらそうなそぶりもなく、本当に普通に話しかけるその青年に、私はビックリ!しました。
私は、外見も猫目でキツイ顔立ちです。
元々人見知りもあって、どちらかと言えば、「話しかけづらく見える」タイプです。
元々がそんなタイプの上に、更に輪をかけたように「うつ病」でした。
そんな私に、気軽に声をかけられる人を見たのは、初めてだったからです!
気安く気軽に話をしてくる青年と、いつしかいろいろと話し込むようになり、お互いに退院したら会おうという約束をしました。
もうおわかりだと思いますが・・・、
これが、『旦那との出会い』でした。





