*** 赤ちゃん誕生!感動? ***
感動の赤ちゃん誕生の瞬間!!
おんぎゃあ〜!と泣く赤ちゃんの横で、感激のあまり泣きじゃくる母親!!
・・・ありませんでした。私。。。
まず最初に思った事は、
「ああ、これでもう重たい体とサヨナラできる!」
でした。。。
感動よりも、とにかく陣痛から出産までが長かったので、もうヘトヘトで・・・。
体も顔も、「ぐったり」していました・・・。
感動で泣く気力なんて残ってなかったというか・・・。
前ページでも書きましたが、私の場合、分娩室へ入ってからがとても短かったので(ほんとに30分程度)、分娩室へ入ってちょっとしてから、旦那が分娩室へ入る準備をしていたのですが・・・。
旦那が入ってくる前に、出てしまいました。。。
旦那が入ってきたときにはもう、赤ちゃんはおなかからでていて、体を洗われたり身長体重等のサイズを測ったりしている時でした。
その後、少し経ってから軽い陣痛のようなものが起き、もう必要なくなった胎盤が出てくる「後産」があるのですが、私の場合は、陣痛のようなものが全く来なくて、出産後すぐに後産があったようなのですが、胎盤が出た!という感触もありませんでした。
気付いたらもう、後産も終わっていました・・・。
私の姑の場合なのですが、後産の「陣痛のようなもの」の方がキツかったそうです。
後産も本当に人それぞれなんだなぁと感じました。
出産が全部終了してから、医師が会陰切開した部分を縫いました。
赤ちゃんは、いろんな計測等が終了してから、すぐに私の寝ている傍に持ってこられました。
上述の通り、もうぐったり状態だったので、感動して泣くとか、笑いかけてあげるとかは出来なかったのですが、それでも、自分の傍で一生懸命泣き声を上げる我が子を見ると、「よく頑張ったね」と言いたい気持ちになりました!
そんな気持ちになっている時に、旦那に声をかけられました。
「よく頑張ったね。ありがとう」と・・・。
そうだった!私も頑張ったんだ!
そう思うと、ちょっぴり元気になったような気がしました。
実は、出産直前に、私は旦那に手紙を書いていたんです。
ほとんど、遺書に近かった内容でした(笑)
出産は別に病気でもないし、今は昔と違って、そうそう母体に何かあるということは少なくなっているのですが、私は正直、虚弱体質で体力もないし、まだまだ「うつ病」という病気を抱えていました。
そう考えると、やっぱり出産は不安だらけのものでした。
今思うと、ホントに笑けるんですが(笑)、
旦那に言い残してはいけない!と思うことをすべて、その手紙に託しました。
愛してくれてありがとう!
子供を授けてくれてありがとう!
もし私がこの世からいなくなっても、
私を愛してくれた時と同じように、私の子供を愛してほしい!
と・・・。
11月8日の午後から始まった「私の出産」は、11月10日(日)午前1:45に終了しました。
1日半!長かったです!!
これは後から思った事なんですが、1日半かかったことを考えたら難産だったんだけど、分娩室へ入ってからは1時間もかからなかったこの出産は、はたして難産なんだろうか?それとも安産だったんだろうか?って。
出産後は、母体の状態が急変しない事を確認してからでないと、分娩室を出ることが出来ません。
2時間の間、分娩室で寝たきり状態のままでずっとすごしました。
(他の病院も一緒なのかな?)
なので、夜明け前の午前4時頃に、こっそり病室へ行くことになりました。
ただ、自分でもビックリ!したことは、
この寝たきりの2時間の間に、ほとんどすっかり回復してしまっていたことでした!
病室へ行く前に私が言った一言は、
「腹減った!」
でした(笑)
病室へ行く前に、旦那がたまたま持っていたパンをムシャムシャ食べていました。
どうもなんか、感動!とは言いがたい出産でした。。。
最後に1つ。
出産直後は、普通はだいたい「もう二度と出産はイヤ!」となっちゃいます。
まぁ、大変な出産が終了したところなんで、そんなもんですよね。
でも、忘れられるんです!
ホントに、不思議なんですが・・・。
「もうイヤ!」という気持ちは持つのですが、それでも、『陣痛の痛み』は、子供を産んだ瞬間に忘れます。
痛かったという事は覚えているのですが、『痛みそのもの』は、産んだ瞬間に、もう忘れていました。
これは、本当に今でも不思議に思います!
「忘れる」という能力。
これがあるから、母親は子供を産むことが出来るんだ!
「母は強し!」を身を持って実感した瞬間でした。





