*** 分娩室へ・・・ ***
「やっとここまで来たか・・・」
そんな感じでした。
でももう陣痛の間隔がほとんど開かず、ずっと痛い状態にまでなっていたので、痛くない一瞬の間に走るようにして移動しながら、それも、1回では陣痛室から分娩室までは行くことが出来ず、3〜4回程の陣痛をはさんでの移動でした。
今思えば、当たり前なのですが(笑)、陣痛でものすごく痛いのに、分娩室までと、分娩台に上るのは、自分で歩いて移動しないといけないんです。
でも、そんな事も知らなかったので、この時はびっくりしました!
「ひぇ〜〜!!」と、心の中で叫びながら移動した記憶が残っています。
陣痛室では、陣痛が来ても力んではいけませんでした。
産む準備が出来ていない時に力むと、おなかの赤ちゃんに負担もかけてしまいます。
でも、分娩室では、陣痛が来たら力まないといけません。
分娩室は、赤ちゃんを産むために入ります。
赤ちゃんを産むために力むタイミングが、まさに陣痛が来た時だからです。
この違いに、最初は戸惑いました。
陣痛室では、陣痛が来ても力まないように、必死で呼吸法で力を抜いてきたのに、分娩室へ来た途端、今度は、「ハイ!力んで!!」となるからです。
「とにかく、力まないと!」
訳もわからないまま、必死で力みました!
力み方・・・。
う〜ん・・・、やっぱり、う○こで力む感覚と、ほとんど変わらないと思います(笑)
私が一番ダメな例なのですが、
私は「痛いこと」が大の苦手なので、分娩室ではずっと陣痛が来る度に、「ぎゃあ〜〜〜!!!」っと叫んでいました。。。
「叫んだらダメよ!!!」と何度も怒鳴られました(汗)
声を上げて叫んでしまうと、きちんと力が入らず、力むことができなくなります。
なので、結局、出産を長引かせてしまうだけなので、無駄な行為なんです。
最初は戸惑いながらだったのですが、なんとなくですが力めるようになってからはそんなに時間はかかりませんでした。
もうそろそろ出るかなぁという段階で、医師が入ってきました。
私の場合は、総合病院だったし、夜中の出産だったので、自分の担当医が必ず立ち会う事にはなりません。
この時の担当医は、女医さんでした。
「もうすぐ出てくるよ!(陣痛が来て)ハイ!力んで!!」
・・・これが1回目。
「(陣痛が来て)ハイ!もう1回!!」
・・・2回目。
この陣痛が去った瞬間に、下のほうがちょっとだけプチッ!としました。
たぶん、部分麻酔を打ったんだと思います。
それから、3・・・4・・・5回目くらいでしょうか?
もう一度、下のほうがプチッ!としました。
さっきのプチッ!よりは、少し大きめ?(上手く言えない。。。)でしたが、痛みはありませんでした。
これが、会陰切開(えいんせっかい)でした。
その次の陣痛で力んだ瞬間でした。
すと〜〜〜ん!!
と、全身が軽くなりました!!
これが、「凜」の誕生の瞬間でした!!





